フェイスリフト
車検を通しました。ストリートリーガル()なので陸運に持ちこんでさくっと通しちゃおうと思ってたら色々重なってタイミング悪く陸運に持っていけず民間車検へ…
マフラーも純正OPみたいな扱いのものだけど一応社外なので書類をもってく必要があるくらい。
とある部分がぱっと見で車検非対応っぽいけど実は問題ないみたいな箇所があってその確認作業で時間を取られちゃいました。陸運だとささっと確認してさくっと通っちゃうんだけどねぇ。99.999%のライダーはやらないことなので仕方なし。
それはさておき、車検を通した際にヘッドライトが曇ってきていることが気になってしまいました。テスターの数値上は問題なかったものの見た目がアレなのと、購入してからそれなりに年数経ってるので気分も一新しちゃおってことでヘッドライトを交換しました。
候補を色々検討した結果、ポリスポーツのLMX HEADLIGHTを購入しました。
構造がシンプルでコンパクトなのでジムカーナですっ転んでも問題出にくそう。しかもゴムバンドでマウントするタイプなので純正戻しも楽ちん。何も考えずにとりあえずLEDバルブ入れて組んでみたら見た目の割に光量もカットラインもしっかりしてて公道走行に支障を感じない。ポジ球のケーブルも変換カプラーを作ってやればOK!手持ちのパーツで変換カプラーをさくさくっと作っちゃったけどデイトナかキジマから販売されてるカプラー使えば誰でも作れると思う。現行MT07のヘッドライト移植も候補だったけどハーネス加工が面倒なのとヘッドライト本体がけっこーいい値段したのでパスしたのを思うとシンプルなのはいいな~て思う。
ちょっと手間がかかった点はウィンカーの移設です。初期型MT07はヘッドライトにウィンカーがついてるので取付の際は移植してやる必要があり、普通なら2018年式以降のラジエーターカバーを流用してマウントにするか、フォークにクランプさせるのがお手軽なんでしょうけど前者はバンパーがついてる関係でダメ、後者は… なんかつまんないし、ヘッドライトがゴムバンド固定の関係からスペースが意外とないこともあり、純正のヘッドライトを固定するブラケットを活用することにしました。
ささっとモデリングして3DプリンターでPETG出力してウィンカーステーのプロトタイプを作ってみました
思ってた以上にしっかり固定できたので満足
ただキーシリンダとヘッドライトカバーの間に空間が出来て配線がむき出しになってるの気になるな… 何かカバー作っちゃおうか。
あと、何となくヨシムラの油温計センサーつけたくなってこのウィンカーステーにメーター張り付ける板でもつけちゃおって思って改良したのが↓
配線を束ねるタイラップを通す穴も入れてみました。
(モデリング素人がてきとーに作ったものなので粗さは許してw)
…と3Dプリンタの基盤がおかしくなって補修部品待ちの状況なのでここで一旦ストップ。冬の間にの~んびりやって春前くらいにつけようかなくらいの感じ。
2023年度はほとんどバイク乗ってなかったので2024シーズンに向けて準備しなきゃだね!
リレー交換
うちのMT07はジムカーナ用に5極リレーを介して強制的にファンを回すスイッチを付けています。冬季でも自動制御でファンが動作するくらい熱溜まるので真夏なんて常に回しっぱなし。ECU書き換えて80度後半でファンが回るようにしたけどそれでもスイッチは手放せない感じ。
ただこのシステムにはちょっと弱点があってエーモンのリレーが経年劣化で時々死ぬ。今回で2回目です。こんなこともあろうかと予備があったのでそれに差し替えましたが、今度はモノタロウの5極リレー買ってみようかなと思ってます。配線出るのが1方向なので納めやすそうだし。
水温対策についてはR6のラジエーターとかやってみたいな~。ステーなどをワンオフする必要があるけど取付は可能です。あるいはサブラジエーターの流用
前後オーバーホール
Matrisの前後をオーバーホールしました。依頼する時に代理店とやり取りをしてたら一部パーツがアップデートされてたりと微妙に進化してるっぽい。どうせなら長く使い続けたいなと思ってるのでこれはうれしい。
フロントはオーバーホールついでに柔らかくて手に入りやすいオイルが使えるようにシム調整をしてもらいました。オイルの粘度を下げたのは温度変化による減衰力の変化をなるべく抑えたいなってのとオイル交換の時に安価でかつ調達しやすい粘度だとうれしいって理由からです。今まではオイルミックスして作ってたんですが面倒なんで1缶で行きたい!
ウォーマーを使うメリットってタイヤだけじゃなくてこの辺のサスの状態を再現して走り出せる点にもあると思うんですよね~。逆に言うと、ウォーマーを使えない自走組はタイヤの熱入れはもちろんサスの温度も考えながら走らせなきゃいけないってことですね。
予定外のアップデートとか(去年の話)
今シーズン全然乗れてない&練習にいけてないのでモチベが下がってました。。。
そこへたまたま良い話があったので… アップデートしました
今回投入したのはこちら
ブレンボM4キャリパー(中古)
パッドピンがないのにパッドが落ちない不思議な構造
こちらはワンオフTiフロントアクスル(中古)
某社外Cr-moからTiへの変更になります。
以下レビュー
M4キャリパー
マスターはFMF-130の14㎜のままでピストン系が32→34と大きくなったことでよりレバータッチはソフトになりました。ここまでは構造的なものなので想定内ですが、標準のブレンボ製パッドとローターの相性なのか、キャリパーの剛性なのかめちゃくちゃ止まるようになりました。制動の立ち上がりがちょっと急なのでもう少しマイルドでコントロールしやすい特性だとさらに◎
Tiアクスル
Cr-moアクスルはカチッとした感覚が得られます。路面からの情報はノーマル比で各段に増えますが、フォークの一番柔いとこに応力が集中してしまうのかフォークにブレーキと旋回で強い力をかかるとステムのロアー直下あたりが撓るのか、ハンドリングがよく分からない感じになってしまいます。説明が難しいんですけど本来ならアクスルあたりが撓んで逃がしてた力が上まで登ってきてそこで変形して逃げるイメージかな。ジムカーナで思いっきり負荷かけた走りをすると路面のギャップを拾いつつ、負荷かけると変なとこが逃げる感じで慣れとかセッティングでカバーできるかなと試行錯誤してましたが結局モノに出来ませんでした。
対してTiはCr-moに比べると情報量は一気に減ります。ノーマルからの交換だとCr-moほどの体感的変化はないです。代わりにフォーク全体で撓る感覚で挙動は穏やか。ギャップを踏んでもマイルドです。TiはCr-moに比べると素材自体の剛性も低いので順当な感じですね。MT07でジムカーナするならこっちかな~てのが個人的感想です。アクスルは剛性上げすぎてもあかんのね~って学びを得ました。そういえばBMXでクランクシャフト(スピンドル)をCr-moからTiにすると高いとこからのフラット着地の衝撃がほんのり柔らかくなって「身体に優しい~」ってのあったな~って思い出しました。
話は変わるけど、倒立フォークってよくバネ下重量が軽いから~なんて話が出てくるけど個人的には釣り竿みたいに筒径が手元から先端にいくにつれて細くなるから剛性の調整がしやすいとこがメリットなんじゃないのって思ったり(この辺は設計・素材によるだろうけど)します。正立は真ん中が筒径が細くなるからバランス的にも真ん中の合成が低くなりがちかも。