おもちゃであそぼ

雑記を書きなぐるチラシの裏。参考にしないでください。

ぐる⤴ぐる⤵ぐる🌀

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 土曜はJAGE錬に参加するつもりでしたが、タイムアタックセッションが設定されたとのことでやめました。そこで、コソ錬でリンクを変更して色々なところが変わってしまったMT07のセッティングを煮詰めることにしました。前回、タイムアタックセッションが設定された練習会に参加した感じだと走り込める実質的な賞味時間が短いんですよね...。 2時間で2本しかアタックできないし、大会でもないなら正直もったいない。

 リンク変更がもたらした主な変化は、①スイングアーム垂れ角増加、②ライドハイト増加、③静的前輪荷重の増加、④サス入力角度の変化、です。スイングアームの角度が変わったことでアンチスクワット量も増えているので、これらを確認しながらフロントエンド、ハンドルポジションの調整を行います。

 走り込んで気付いたのはリンク変更が思わぬようなところにも効いてるという点です。フロントは前輪荷重が増えたせいか旋回の後半でも荷重抜けが起こりにくくなり、タイヤがゴロっと転がって旋回力を得る感触を感じ取りやすくなりました。リアはノーマルシートだと腰高感が強く、シートそのものの形状による前傾も合わさって乗りづらい印象でしたが、アンコ全抜きカチカチシート(そのうち記事にします)だとシートの前傾がなくなってフラットになって非常にバランスが良くなりました。ライドハイト調整をしたらシートで辻褄を合わせるやり方が良さそうです。アンコ全抜きシートはリンク変更を前提に用意してたのもではなかったので偶然の産物ですけど、色んな気付きを得ることが出来ました(自転車でいうサドルの角度を変更するに相当することなんで、やって当然といえば当然)。このほか、コーナー出口での加速蹴りだしの安心感が増したこと、旋回中のリアサスの動きが自然になったこと、フルバンク時の安心感が増したこと、リアブレーキの限界が上がったこと、がありました。最後のリアブレーキの限界上昇は全く予想していなかったので驚きです。ピボット、アクスル、サスの位置関係が変化してレバー比が下がったことでサスが動きやすくなったことが原因だと思われます。

 一方、デメリットもありました。物理的にリアの車高が上がったことによる左右の切り返しのダルさが出たこと、地を這うような安定感がなくなったこと、フロントのトレール量が減少したことによるもの?と考えられるんですが、フロントタイヤの舵角の安定性が低くなったこと、が挙げられます。重心位置はさておき、MT07はもともとトレール量が少ないのですが、さらに減ったことで問題がより露わになります。BMXのトリック用に振ったショートオフセット(ショートトレール)のフォークで走った時と似た不安定さを感じるようになりました(BMXってノーズ系のトリックするならショートがいいけど、高速で旋回する時は感覚が希薄になった上にステアが左右に暴れやすくなるんですよね)。なので、BMXの時と同じようにバイクの真ん中に乗ることとハンドルに力を入れすぎないように意識して、ハンドルをライダー側に倒してあまりハンドルにライダー側が入力しすぎないようにし、ブレーキング時などはニーグリップを意識して胴体を支えて車体の中心に据え置くイメージで乗ると幾許かマシになりました。この乗り方はめっちゃ疲れるのと、下半身に力が入りがちで柔軟さが失われがち&フロントにしがみつきがちになって身体全体が固まったり、適時適時でフロントに上体を被さってフロント荷重をかけないとフロントからスッポ抜けるリスクがあります(特にオフセットスラロームなどで顕著。これで何度も転んだ。)。このあたりは乗って乗って練習せいっ!スキルで誤魔化せって話なんだけども

 

     社外ステム… 欲しいなっ!

 

 海外だとカジュアルにポジション変更可能なステムがさらっと売られてるんですよね。ちなみにforR6フォークスワップ版とストックフォーク版の両方がある。

www.robemengineering.com

 

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””The FZ-07 is a great canidate for suspension upgrades unfortunately the stock 40mm offset leads to some pretty bad trail numbers.””と記述されている辺り、純正値はあんま良くないんだと思う。すぐにステムのアップデートは出来ないから現状をいかにうまく乗っていくかが今後の課題ですね。

全然まとまってないけど現状はこんな感じとなっています。