おもちゃであそぼ

雑記を書きなぐるチラシの裏。参考にしないでください。

供養

 ダメだった話をまとめただけなので有益な情報はほとんどありません。

 

 バイクの改造でタイヤ幅を太くするというものは定番の1つですが、逆に細くしたいという人はほとんどみかけません。MT07は09のホイールを流用している関係(厳密には同じでないらしい:要確認)でストックのリアホイールは180/55が履ける5.5Jとなっていて、同じクラスのSV650、Ninja650は160/60なのを考えるとだいぶ太い。ジムカーナをやる場合、この太さはちょっと考えものです。

 第一にタイヤのコスト、180と160ではまぁまぁ価格差があるので年間に何セットもタイヤを潰してるような乗り方だとなかなかの差額が出てしまいます。第二に操作性、タイヤは細い方が圧倒的に切り返しが楽で速いです。ただ、MT07に正攻法で160/60が無理なく履けるホイールを入れようとすると社外の前後30万くらいのやつしかなくてタイヤがいくら安くてもペイしないという矛盾が発生してしまいます。

 あとは社外がダメならお次は純正流用ですが、先に書いた通り、細くする人なんてほとんどいないので流用に関する情報はほとんどなし。古のブログはサービス終了でコンテンツごとネットの海の藻屑と化したので探しようもなし。となると、自らやるしかありません。

 TRX850の5.5J化は定番のカスタムだけあって純正は中古でも安い。とりあえず、TRX850のリアホイールを調達してみました。車格的にはMT07と同じでリアが5Jなのでうまくいけば安く160/60が問題なく履けるホイールが手に入るはず…。 ところが現実は冷酷で結果は惨敗です。どれくらいダメだったかというと箱を開封した瞬間に全てを悟るくらいには無理な感じ。そもそもハブ幅が広いし、ローターとスプロケが外に出すぎてて無理無理寄りの無理くらいには無理です。無理やり突っ込もうにもめちゃんこ切削+パーツ新造しまくらないと無理!

 

MT07リアホイールに関する数値(簡単な計測なので参考程度に)

ベアリングtoベアリング距離:192.5㎜

カラーtoカラー距離(除:リアブレーキマウント厚):219.5㎜

リアブレーキマウント厚:20.5㎜

ディスクローター側カラー厚:12.5㎜

ディスクローターオフセット(カラー→ローター面落差):8㎜

スプロケ側カラー厚:14㎜

スプロケオフセット(カラー→スプロケ面落差):19㎜

 

TRX850

ベアリングtoベアリング距離:207㎜

カラーtoカラー距離:224㎜

(ここで力尽きた)

 

TRX850の話はここでおしまい。

世界のどこかにMT07に流用できるリアホイールがあることを信じて旅は続く。