MT07のフロントフォークオーバーホール
MT07のフロントフォークをオーバーホールしました。
※このフォークの中身は純正をポイしてMatrisのF15Kに置き換えています。
フロントフォークのオーバーホールの最大の関門はボトムのボルトが外れるかどうかだと思うんです。今回も案の定固着ってたので電動インパクトでバチバチやってようやく抜けました。締め付けトルクは30Nmなのになんでこんなに固まるんだろうか。前回バラした時は締め付けトルクを指定より少し落とし、スレッドコンパウンドを塗っていたのにこの様。。。。あと、どうして内側に回り止めの工具を噛ませる作りになってないんだろ。(ダンパーユニットがツイストするからかもしれんが)
とりあえずバラバラにして洗浄しつつ、メタル類のチェック。前回のオーバーホールは約2年前で、セッティング変更やらなにやらでオイル交換をまめにしていたのもあってメタル類は全然摩耗してなかったです。要交換だったのはヒビ割れの入ったダストワイパーとCリングだけ。それ以外は継続使用しても問題ない感じでした。
カートリッジを組み込むときは作ってもらったSSTを使います。
このSST、組む時は使えるけどバラす時には使えないが、あるとめちゃ便利。
このSSTがあればダンパーのセンターがしっかり出でます。センターが出ないとストローク中にダンパーをこじったり、スプリングがインナーの内壁に擦ったりするのでスムーズな動作をするフォークを組み立てるにはここが頑張りどころです。
オイルはAshの#11と#33をちょうど半々にしたものを調製して使いました。
油面は155mmにセット。これでしばらく様子見