転倒が多い日でも安心
Matrisのリアサスをアップデートして別タンクを追加すると、問題が一つ発生しました。
これ、転倒した時にタンクがヒットしちゃいそう。よくある転倒パターンだとフロント側のバンパーの/←の角度のおかげでシートサイドやテールカウルが地面に当たることはほぼないのだけど、コケた後にもつれたり、180度反転してケツからスライド進入するとゴロンと転がったりすると当たることがある(実際に右側は当てた)。
今まではサイドカウルをガリってもそんなに気しないし、パーツ代もさほど高くないからどうでもよかったんだけど、別タンクをヒットするのはさすがに泣けるし、調整ダイヤルをヒットしてしまうとオイル漏れのリスクは高いと思われる。リアサスは内部に12気圧程度のガス圧がかかっているので、オイルラインにダメージを受ければオイルが噴してしまう。こんなリスクは潰してなんぼなんで対策を講じることにしました。
現状のアイディアは2つ。①タンクを内側にインセットするためにゴムマウント+ホースバンドを用意してフレームのパイプに固定する。②空間を稼ぐためにSSBのリアスライダーをつける。③アグラスとかのタンデムスライダーをつける。です。今回は②案を採用してSSBにリアスライダーを注文しました。①案は思ったほどインセットが厳しそうだし、③案はスライダーの位置があまりよくないからです。早速発注を済ませ、受信した注文受付メールには、完全受注生産でバンパーは現在納期1ヵ月程度かかること、リアスライダーは一定数の注文が溜まってからまとめて製作すること、が記載されていた。
これ、納品された時が納期ってやつじゃん。アチャー
数が出る製品じゃないので必然的に受注生産になってしまうのは当たり前なんだが、頼む〜 受注生産で納期が不安定ならその旨をWebサイトに書いててくれや~~と思わないでもない。文面から下手すると1ヶ月以上待ちそうな雰囲気を感じたので、それまでの繋ぎとして熱で整形可能な樹脂板のカイダックをスライダーとしてタンクに張り付けることにしました。早速カイダックを発注したら、それが届くよりも先に「スライダーが出来たから送るで〜」との連絡が…。注文から納品まで1週間程度だったのでめちゃくちゃにタイミングが良かったんだと思う。カイダック、無駄になっちゃったのでどっか別のところで活用しよう。
付属部品に漏れがないことを確認して、早速バラしてネジにスレコンを塗る。
タイヤが掻き上げた泥水が当たる場所なのでしっかりやっておいて方がよさそう。
装着するとこんな感じ。
以前が↓だから随分良くなったと思う。
タンクのクランプ位置を若干ズラす必要があったのでホースレイアウトに気を配りながら微調整した。 特に問題はなさそう。