おもちゃであそぼ

雑記を書きなぐるチラシの裏。参考にしないでください。

温かいと開放的になる

※この記事はジムカーナ競技に使用することを前提に記述しています。

 

 夏日だった先日のJ錬の時に水温が時折100℃を超えるような状態が続き、心配になってここ最近はあれこれチェックしていました。ここで本題に入る前にMT07の水温制御とmodについて整理します。MT07はストック状態であれば水温が105℃前後になると自動的にファンが動作する設定となっています。これを弄るには主に2つやり方があり、1つ目はエンジンブロックに差し込まれているサーモスイッチをより低温のものに交換あるいはECU書き換えでファン動作温度をそのものを変更してやるかです。うちの車両は後者を採用して95℃前後でファンが動作するようにしています。しかし、低速走行が主なジムカーナで遊ぶには95℃動作の設定はだいぶキツいです。エンジンに対する負荷もさることながら、90℃を超えたあたりからパワーとレスポンスが明らかに落ちることもあり、強制ファンスイッチのmodを追加してやることで競技走行中は常にファンを動作させています。

 冒頭に書いた高水温はここまで対策をしていても発生した症状です。水温関係のトラブルで疑わしいのはサーモスタットやラジエーターの詰まりあたりでしょう。古い車両やメンテ不足の車両だとラジエーターが錆and/orクーラント由来のゲル状デブリで詰まっていることが多いのですが、うちのは毎年1回はクーラント交換していたのでその点は問題なし…。実際に抜き取って洗浄してもゴミらしいゴミは出てきませんでした。次に疑わしいサーモスタットを外して茹でて弁の動作を点検すると… まぁ普通に動く。とはいえ、サービスマニュアルには82℃で開放、95℃で全開放以外に特筆すべき情報がなく、困ってしまいました。全開放でxxミリみたいな情報がないと正常かどうか判断がつきません。仕方ないので新品のサーモスタットを注文して比較検証するほかなく届くのを待ちます…。

 

サーモスタットアセンブリ 純正部品番号:1ws-12410-00

価格:1,727円


1週間ほどかかって到着(長い)f:id:nyalnyal:20210531151852j:plain

上がお古で下が新品です。パッキンの張りやツヤが全然違っています。

早速茹でてみると… お古は新品に比べて弁の動作が鈍い、全開放でも新品よりも開いてないことが分かりました。様子を撮ろうとお湯から出すとあっという間に閉まり始めたので開ききった残念ながら画像はありません。概ね10%程度開ききらない感じでしょうか。経年劣化でサーモスタットが動作不良を起こしていたようです。 

 

とりあえず原因は特定できたのでこれにて解決なのですが

ただ純正に交換するだけだとつまんないので発展させてみることにしました。

 

現在情報収集といくつか取り寄せてみて擦り合わせ中…