セッティング変更
お久しぶりです。
第2戦のD杯とD杯前日錬を体調不良でお休みすることになり、先週末に一か月ぶりにバイクに乗ってきました。この間に2022シーズンに向けて準備していたセットアップは一旦やめて2021シーズン最終戦仕様+αに3.0Jのホイールを追加する形にしました。+αの部分は切れ角をノーマル(左のみスペーサ追加)にしたこと、ECUで特定領域の点火時期を遅角させたことです。
身体が慣れてないこともあり、走るたびにタイムが改善していって最終的に109%が出ました。諸々を考えると数値的には悪くないのですが、競技の特性上最初の2本で109%にスッと入れられないとダメなんですよねぇ。「ここまでは行ける!」ってぐいっと限界までどれだけ詰め寄れるかがジムカーナの肝であり、奥深いところだと思います。
とりあえず3J化については個人的に有効だと感じました。メリットはバンク角の増加とフロントタイヤエンドの仕事量の増加でぐいぐい曲がる感じになったこと。デメリットというか慣熟が必要?なのはある程度フォークが沈んだところでの切れ込み速度が読みづらい領域があるので上手くセッティングを決めてやらないといきなり切れ込んだりしてめちゃくちゃ怖いと思います。今回の練習会ではなかなかその辺のネガまで潰しきれないまま終わっちゃったので次戦までには改善を図りたい。
そういえば3J 化でバンク角が増えたため、スタンドをガリガリ擦るようになりました。これ、あんまり強く接触しちゃうとタイヤのグリップが抜けたり、そこを支点にぐるっと回っちゃったりするから怖い。トミンで何度かぶっ飛びかけました。これまでははっせんさんから教えてもらったアイディアでスタンドの付け根をリューターで削り込むことで収納時の跳ね上げ角度を上げて逃がしたり、地面と擦れるとこは擦らせて摩滅させて逃がしてましたが、慣熟してさらに速度域が上がることが予想されるため、擦れ対策をもちっとやる必要があります。どうやったらクリアランス稼げるかな~。
(画像提供:かみつまさん)
次の話題に行くと、かみつまさんが撮ってくださった高品質の連続写真はサスの入り具合やフォークの撓みなど、動画ではなかなか拾えない情報を得ることが出来て助かってます。顔が写ってるので載せられないんですけど、ストレートからのブレーキングしてる別の画像ではフォークがフレーム側に撓んでるのが分かるのもあります。360進入時も思っていた以上に撓んでます。それだけジオメトリが変化しているわけですから、やっぱ競技レベルの負荷をかけた時の挙動を詰めていくにはその速度で走らにゃだめだな~と再認識しちゃいました。
もっと気軽に練習したいね~
以上